RaspberryPiでリモートデスクトップを使う

RaspberryPiをssh等を使ってリモートで扱っていると、
たまーにGUIの画面が欲しくなることがあります。

そのためにわざわざRaspberryPiをディスプレイにつなげるのも億劫なので リモートデスクトップができるvncサーバーの設定をしてみました。

導入手順(RaspberryPi側)

いれるのは、tightvncserverというリモートデスクトップツールです。
軽快な動作で、linuxリモートデスクトップに使われていることがあるみたいです。

まずはRaspberryPiにインストールします。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install tightvncserver

インストールが終わったら、tightvncserverを立ち上げます。

$ tightvncserver

初回起動時にパスワードを要求されますので、tightvncserverのパスワードを設定しましょう。

起動したら、動いているかをコマンドラインで確認しておきます。

$ netstat -nlt

f:id:Tmegane:20181015214633p:plain

ポート5901番で動作してますね

これでRaspberryPi側での設定は完了です。

導入手順(Mac側)

続いて、クライアント側からの接続です。
僕はMacを使っているので、Finderの接続から簡単に接続ができます。

f:id:Tmegane:20181015214225p:plain

画像の様に、vnc://IPアドレス:ポート番号でRaspberryPiへのvnc接続を開始します。 RaspberryPiのIPアドレスはRaspberryPiのターミナルからifconfigで確認できます
IPは固定しておいた方が何かと便利だと思います。

接続をするとパスワードが要求されるので、RaspberryPiで初回起動時に設定したパスワードをいれましょう。

f:id:Tmegane:20181015214459p:plain

無事にパスワードが通れば完了。こんな感じでリモートデスクトップが扱えます。
若干動作は遅いですが、ちょっとしたGUIの確認等には十分使えます。
自動起動の設定とかをしておいても良いかもしれませんね。