RaspberryPiをssh等を使ってリモートで扱っていると、
たまーにGUIの画面が欲しくなることがあります。
そのためにわざわざRaspberryPiをディスプレイにつなげるのも億劫なので リモートデスクトップができるvncサーバーの設定をしてみました。
導入手順(RaspberryPi側)
いれるのは、tightvncserver
というリモートデスクトップツールです。
軽快な動作で、linuxのリモートデスクトップに使われていることがあるみたいです。
まずはRaspberryPiにインストールします。
$ sudo apt-get update $ sudo apt-get install tightvncserver
インストールが終わったら、tightvncserverを立ち上げます。
$ tightvncserver
初回起動時にパスワードを要求されますので、tightvncserverのパスワードを設定しましょう。
起動したら、動いているかをコマンドラインで確認しておきます。
$ netstat -nlt
ポート5901
番で動作してますね
これでRaspberryPi側での設定は完了です。
導入手順(Mac側)
続いて、クライアント側からの接続です。
僕はMacを使っているので、Finderの接続から簡単に接続ができます。
画像の様に、vnc://IPアドレス:ポート番号
でRaspberryPiへのvnc接続を開始します。
RaspberryPiのIPアドレスはRaspberryPiのターミナルからifconfig
で確認できます
IPは固定しておいた方が何かと便利だと思います。
接続をするとパスワードが要求されるので、RaspberryPiで初回起動時に設定したパスワードをいれましょう。
無事にパスワードが通れば完了。こんな感じでリモートデスクトップが扱えます。
若干動作は遅いですが、ちょっとしたGUIの確認等には十分使えます。
自動起動の設定とかをしておいても良いかもしれませんね。