Julia v1.0をいれてみた
Juliaとは
ちょっと前から話題になってたJuliaって言語があります
技術計算にも使える水準の言語を目指そうってコンセプトで作られた言語で
Pythonみたいにお手軽に使えるかつ、C言語やFortranと比較しても見劣りしない速度
Rみたいに統計処理もできて、matlabみたいな数式表現ができますっていう
技術計算にうってつけ(という触れ込み)の言語です。
開発自体は2012年にされ、そこからv0.xが出ていたのですが、とうとう2018年にv1.0がリリースされました。
てことで、手持ちのMacにインストールしてみたので、覚え書き。
ダウンロード
Juliaの公式HPから拾ってきます。
僕はMacなので、ダウンロードしたdmgファイルを実行するとjulia.appができるので
これをApplicationフォルダに移しておきます。
とりあえずこれを実行させればJuliaが動きます。
v0.xではfishってのを使ってパス通しをしてましたが、v1.0では普通に.bash_profileもしくは.bashrcにパスを通せば良いようです。
echo "alias julia='/Applications/Julia-1.0.app/Contents/Resources/julia/bin/julia'" >> ~/.bashrc && source ~/.bashrc
これでターミナルにjuliaと打ち込むだけでjuliaのREPL(Pythonで言うところのインタラクティブシェル)が起動するようになります。
世界に挨拶
juliaをPCにいれたので、とりあえず挨拶させておきます。
適当な場所にhello.jlというファイルを作成。juliaは.jlが実行ファイルとなります。
中身はこれだけ。
println("Hello Julia world!")
julia hello.jlで起動すると、ターミナルの表示はこんな感じ

まあそのままですねw
Pythonといった他のプログラム類と同じように使えます。
Jupyter notebookに対応させる。
pythonプログラマー界隈で最近巷を賑わせているjupyter notebook、これをjuliaからも使えるようにしておきます。
juliaを起動してREPLから
using Pkg
Pkg.add("IJulia")
using IJulia
notebook()
上記のコマンドで、juliaをjupyter notebookで使うためのパッケージIJuliaのダウンロードと、セットアップが完了します。
これでPythonで使う時と同じようにjupyter notebookでのjuliaプログラミングが可能になりました。
普段はPython使いですが、うまいところ住み分けをして使っていきたいところ。